基礎Ⅰ日曜 5回目 つづき

いつもヤンヤンの報告しかしないので、積聚治療に関することを少し。

今年の基礎Ⅰ日曜クラスは全12回のうち4回目で背部兪穴と座位での治療を終えました。基礎Ⅰ土曜クラスの講師からは「早すぎっ!」と言われてしまいました(笑)。講師をやらせていただき、また普段積聚治療で臨床をしている立場で勉強会のカリキュアラムを考えた時に、試してみたいことがあったので、今年の日曜基礎Ⅰクラスはこんな感じです。

14名の参加者のうち学校や講習会で既に積聚治療を知っている方が12名でしょうか。しかし、経験の有無に関係なく皆積極的です。毎回質問も多く、なんだかんだで終了時間には終わりません。まっ嬉しくもあります。

積聚治療でしっかりと効果を実感する為に必要なことの一つに背部兪穴の取穴があります。もっとも深い気に影響を与え、全身のあらゆる症状に対応できるツボ達が集中している部位です。積聚治療を生み、現在も日々臨床をおこなう会長の治療は、長い臨床経験の結果、現在は背部兪穴治療で1回の治療が完結することが多く、四肢の要穴や募穴治療を必要としていないことからも、いかに背部兪穴が重要かがわかります。

※積聚治療の最先端をいっている会長の治療だからですよ。初学者は四肢の要穴や募穴を使用しましょう。会長の形だけ真似てもダメです。いや無駄です(笑)

昨日の講習会でも説明しましたが、ここで背部兪穴取穴のポイントを紹介しましょう。

金の領域:肩甲骨上角端を中心に、10円玉程度の面積の内で2行線のライン上。

火の領域:肩甲骨内縁と起立筋外縁の間で、顕著に触れる肋骨角を探し、その高さで2行線のライン上。

木の領域:火の領域に準ずるが、体幹側面で顕著に触れる肋骨を探したほうが早く、簡単。

土の領域:12浮肋骨と起立筋との間陥凹部。

水の領域:指標として取穴した志室穴の反対側。

注意したいのは、火と木の取穴は各領域の様々なところに取穴しますが、金は内角を基準にしますので、金領域の中でも上方にきますし、水の領域も志室穴(第2・3腰椎棘突起間の外方3寸)を目安にしますので、領域の上方。そして、土の領域は上記の取穴に準ずると、領域の下方になります。

以上のことを背部兪穴取穴の基礎知識として、実際に実技をしましょう。

写真は募集が開始した夏期学生セミナー昨年の集合写真。今年も素敵な出会いを楽しみにしています。余談だが、懇親会は楽しいぞ!

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