北海道基礎2コース第2回報告 2019年5月26日

まるで真夏のような暑さとなった5月最後の日曜日、北海道基礎2コース第2回が行われました。

今回は、体の見方(上下・深浅・内外・経絡の走行)から、上下による人体の診方を確認。

陰の病症の運動器疾患の指標・補助治療を行う場所とやり方・治療のポイント・腸骨稜・仙腸関節部へのアプローチなどを学びました。

実技では、基本治療をひととおり行った後、寸6の5番のステンレス鍼を用いて、臀部の指標に対する触診に続いて、患側への補助治療を行いました。

腸骨稜から臀筋あたりの指標の触り方と鍼の刺入はみなさん初めてで苦労されていましたが、最後はちゃんとできていました。

治療時間が限られている中で、どの補助治療を行うかを判断するのは大変ですが、指や手の感覚を鍛えつつ、ひとつ、ひとつの補助治療を何のために使うかを確実に覚えて、暑さに負けずに頑張って行きましょう。

(佐藤隆史)