応用1コース事務局日曜クラス 第1回

こんにちは。応用1コース事務局日曜クラス助手の片山です。

5月26日に第1回講習会が錦糸町にある積聚会事務局で行われました。

応用1コース事務局日曜クラスは講師の森孝史先生のもと10回にわたり開催されます。

積聚治療の基礎を学んできた受講生がさらにステップアップできるよう、治療時間の短縮と治療効果をあげるために大事になるポイントを学んでいきます。

今年度のクラスは少人数ではありますが、その分たくさん質問し、たくさん吸収して、内容の濃い10回の講習になると良いと思います。

では、第1回講習会の様子をお届けさせていただきます。

まずは、基礎コースで学んできた“積聚治療はどんな治療か”を再確認を兼ねて講義がありました。

積聚治療を行っていくうえで理論の部分はとても大事になります。

“積聚治療はどんな治療か”

一言でいえば、“東洋的な気の概念に基づいた鍼灸治療”になります。

気の概念をもとに人だったり、生と死、そして病とは何かという点をみていきます。

現在の生活では東洋的な概念で物事をみたり、考えたりする機会が少ないので積聚治療の考え方は定着するまで何度も聞いて、理解できているのか確認していくことが大事だと思います。

応用1コースを受講されているみなさんは、すでに基礎1コースで基本治療、基礎2コースで補助治療を学んでこられています。

応用1コースでは病の原因である、精気の虚の原因を突き止めるために問診がしっかりできるようになってもらうというのが1つの目標です。

ここがしっかりと出来ていると、治療がうまくいかない時に問診を見直せ、治療を振り返ることができます。

問診力が上がってくると無駄な指標確認がなくなったりなど、治療をしていくうえで無駄がなくなります。よって、治療が短くなり患者の負担が減ります。体調が悪い人が長時間同じ体勢で治療を受けるというのはかなりの負担になります。

まずは目に見える技量と問診力の向上を目指します。

ということで、今回は初回ということもあり、受講生同士お互い30分以内で基本治療をするということを行いました。

応用1コースにまでなると受講生のみなさん、とてもスムーズに基本治療が出来ているようでした。

次回の講習会は6/16(日)です。

次回からいよいよ問診やカルテの書き方についての講義が入ってきます。

応用1コース助手 片山