基礎2東京土曜クラス 第10回(最終回)

先日(11/30)、亀戸文化センター(カメリアプラザ6F 第1和室(亀戸駅北口そば))にて第10回基礎2講習会【最終回】が行われました。講師は、横山季之先生です。
今回は
①陰陽による人体の見方と選穴
②背部兪穴の刺激について
③実技:補助治療(督脈)
について学びました。

講義では、陰陽による人体の見方と選穴について学びました。
人体を陰陽で表現するとき、色々な見方があります。
a.上下(上は陽、下は陰)   b.深浅(浅は陽、深は陰)

c.内外(外は陽、内は陰)   d.前後(後は陽、前は陰)

これらの見方から人体を

陽中の陰   陽中の陽
陰中の陽   陰中の陰

に分け、精気の虚がどのように体に現象として出ているか(指標)を把握し、病症を考えて選穴していきます。
また、背部兪穴と刺激についても学びました。治療方式や背部のライン(2行線・督脈など)、使う道具(毫鍼・テイ鍼・透熱灸など)によって体に影響を与える刺激量は異なります。これらは指標の変化から読み取り、選択していきます。

実技では、督脈のツボ4穴を補助治療として施術しました。受講生の皆さんは、主訴も指標として取り入れ、施術時間も延びることなく終えました。その上効果を互いに感じており、素晴らしい最終回でした。

今回は講習会後に打ち上げ(慰労会)をし、たわいない話から深く掘り下げた話など、短い時間でしたが辛い中華とお酒を囲って賑やかな時間を過ごしました。

最後に、受講生の皆さんお疲れ様でした。基礎2まで学んでもらい、私は今回講習会という学びを通して皆さんに出会えたことを嬉しく思います。鍼灸師として人として、今後も何かでお互いに助け合える様に、学びある充実した生活を過ごして頂ければと思います。

ではまた!!!

基礎2土曜クラス助手  横井ひかり