応用1コース 月曜クラス (7回目)

応用1コースの7回目は、背部兪穴治療の2行線・1行線・脊際・督脈の選び方や手段(道具)の選び方について講義をしました。

積聚治療では、背部兪穴治療のラインの選び方や手段(道具)の選び方はただ適当に選んでいるわけではありません。えっ!?と思われた方は、勉強不足ですのでより一層の努力をお勧めします。

積聚治療を学ばれた方はご存知のことですが、治療手順(基本治療)などは決まっていますが、使うツボなどはかなり施術者にゆだねられています。補助治療も同じです。ですが、ゆだねられているからと言って理由もなく適当に選んで使うものではありません。鍼にしてもお灸にしてもそうです。

それなりの意味付けを持って施術者自身が使うようになってもらいたいと思います。ですので、背部兪穴のラインも手段もこういう状態だから、今回はこれもこのように使ってみようという考えに至って欲しいと思います。

そのためのキーワードは「刺激」です。

刺激量はもちろんのこと、患者さんの刺激を受け入れる力(消化力)を読み取る視点が必要になってきます。

ということは・・・・

「指標」の変化を読み取る力がより重要になってくるということです。

「指標」の変化を読み取っていくことで、背部兪穴のラインも手段も前回までやってきた治療方式も施術者自身が判断して選んで治療を出来るようになっていただきたいと思います。

応用Ⅰコースもいよいよラスト3回! 大詰めを迎えます。 初診の問診からの病症把握を含め、治療を通して自分自身の課題をクリア―していきましょう♪

次回は、9/28(月)になります。 皆さん、復習・臨床して来て下さいね~ (^.^)/~~~

応用1コース 月曜クラス講師  森 孝史