7/4(土)に日本鍼灸理療専門学校で小林会長の講座が行われました。
この臨床技術研修講座は卒後研修の一環で、様々な先生が講師として招かれているようです。
小林会長は招かれるようになって20年近いとのことです。
東洋的な鍼灸には「東洋思想」「治効理論」「治療手段」が必要、という切り口から講座は始まりました。
「気、太極、陰・陽、天」という東洋思想のキーワードを解説しつつ、それが精気や病因として治療にどのように関わってくるかに段々とシフト。
たまたま一番前に座っていた受講生の方の腰痛を例として色々質問しながら進むことで、臨床で「東洋思想」をどのように応用するか具体的に示されていました。
「治効理論」として積聚治療の手順を一通り説明した後はいよいよデモ。
前述の受講生の方を患者として治療することで、「東洋思想」「治効理論」「治療手段」のつながりが特に印象付けられたように思います。
患者役の方も見ている方々も、今までの内容が実際に治療効果として結実しているのにとても驚いていました。
そのためか、講座終了後には何名かの受講生が会長を囲み、太淵に鍼をしてもらって会長の鍼を体験していたようです。
当日は梅雨らしい天気で、とても講座日和とは言えない日でした。
それでも去年より多い人数が参加したそうです。
積聚会のパンフレットへの反応も良く、積聚治療の注目度の高さがうかがい知れる講座でした。