鍼灸界は、次の世代に技術を伝えようと、ようやく動きだした感が、強まってきました。
さまざまな団体が、独自の養成プログラムを作り、新卒の鍼灸師を育てようと、養成所を立ち上げています。
当然といえば、当然の話で、今までが不自然過ぎたのです。
日曜日に国家試験が、行なわれましたが、それまで、学生だった、鍼灸師の卵達は、一夜にして、プロとして扱われるはめに陥るという、なんとも無理難題を押し付けられていたのです。
よく例え話として、話すのですが、ついさっきまで、補助輪を付けて自転車に乗っていた子供に、翌日から、補助輪を外して、プロのロードレースに出場しろ、と言われているようなものなのです。
いかに無理なことをさせようとしていたのか、ここへ来ての動きは、当然の流れなのです。
むしろ、今まで、ことここに至るまで、何をしていたのか?と言いたくなります。
鍼灸に自信を持てない鍼灸師が、増えたのは、当たり前ではないか、と言いたい。自分の前を遥かに届かぬスピードで、走り去るベテランの走りを見て、自信を失うのは、正常な思考の持ち主に違いありません。
だから、変な人が多いのか?
さて、愚痴はこの辺にしておいて、これからは、鍼灸師の養成は、鍼灸学校より各養成所の方に、シフトしていくでしょう。元々鍼灸学校が養成に力を入れていたとは、思えませんが、自戒の念も込めて、もっと、学生から受講生まで、徹底して、臨床をたたき込まないといけないと、反省しています。
私達、ごく一般の臨床家は、視点が一致しています。
それは、開業鍼灸師がしても通用しますか? という視点です。
何の肩書きもなく、例えば何とか大学病院とか、隣の整骨院や整体と、比較されて、生き残らなければ、ならない。
学校と同じ、また延長線にある養成所は、どうなのだろうと、手元に届いた案内を見て、つい思ってしまいました。 中
シャンプーされました。モコモコのお尻。