2013年6月22日 基礎1土曜コースの第4回目
台風が近づいていたので交通のトラブルがないか心配していましたが、当日は天気も良く、無事基礎1土曜コースの第4回目が行うことができました。
今回は積聚治療の大きな特徴の一つ、「腹証を立てる」というところ。
腹診をして積(しゃく:「痛み」や「硬さ」、「動悸」)が前回行った腹部の区分のどこにあるのかを確認していきます。
お腹という「広い面」から見落とすことなく「点」を見つけるというのはなかなか大変ですよね。
お腹を触るコツとしては第2指~4指の3本を使って、それぞれの指同志を密着させずに少し開くよういにして、大きく診ていくと良いでしょう。
指と指の間に隙間があるとなんだか積を見落としてしまいそうですが、この「隙間」で診るという感覚を身に着けると、見落としなく、時間をかけず、患者さんに負担を掛けずに腹診を行うことができるようになります。
後半は背部の五行区分を行いました。
次回は7月6日、いよいよ背部の治療に入っていくでしょうか。