基礎1コース土曜クラス第3回(6月28日)

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2014年6月28日に基礎1コース土曜クラスの第3回目が行われました。

今回は脈診・脈の調整、腹部の区分を行いました。

脈診・脈の調整ではその意義と、脈診の際の構え、位置、力の加え方、前腕の指標の確認、刺鍼の仕方と刺鍼をしながらの指標の確認の仕方など。

腹部の区分では、区分の境界をとるための目安について確認をしました。

次回は7月5日です。

基礎2コース土曜クラス第3回(6月21日)

2014年6月21日に基礎2コース土曜クラスの第3回目が行われました。

今回は上肢の問題、頸椎椎間の取穴、胸椎、腰椎の脊際の取穴に重点を置いた講義、実技が行われました。

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月刊WiLL 2014年8月号発売

will201408刊WiLL2014年8月号が発売中です。

小林会長連載の「100歳まで元気にコバヤシ鍼灸院」

今号は第32回「生活の中に養生あり(その六)」です。

基礎2 日曜(第4回)

29日(日)、基礎2の第4回目の講習会が行われました。

今回の内容は、精気の虚の程度についてと実技は前回取穴を確認した後下関の施灸でした。

積聚治療では、病の原因を精気の虚と考え、この精気の虚の程度をみていくと

陰虚→陽実・陰実(陰虚も含む)→陽虚と進んでいきます。

問診をする際にも、常にこの患者さんの精気の虚の程度はどれくらいかな?という見方をしていくことが大切です。

例えば腰痛の患者さんの場合、

Aさん・・腰だけ痛む→陰虚かな。

Bさん・・腰も痛いし頭も痛い→陽実まで進んでいるのかな。

もちろん、治療をしてみなければ分からないのですが、同じ腰痛でもBさんのほうが治るのに時間がかかるかなぁ?なんて考えられるようになるといいですね。

精気の虚の程度は問診情報だけでなく指標の変化でもみていきます。

例えば、まずチェックする膝まわりの指標は陰虚程度で出やすく、また変化もしやすい指標となります。また、基本治療で背部の2行線を治療しても、胸鎖乳突筋や肩関節前面や下顎の後面・肩井などの上部の指標が変化しない場合は陽実を疑い、基本治療だけでなく補助治療を考えていきます。

今回は、そんな時に使える補助治療の1つ後下関にお灸をしました!

写真は、後下関のあっついお灸です(笑)

応用Ⅰコース 月曜クラス3回目

今回も、前回に引き続き初診カルテを使っての問診の勉強をしました。

詳しい内容は、先週ブログにアップされた日曜日クラスの記事を見ていただければいいかなぁ~と思います♪

しいて強調するとすれば、「精気の虚の原因を探るようにと治療の指標となるように質問する。」というポイントですね。

なかなか難しいポイントですが、基礎1で話が出る「指標を読み取る力」を充分に発揮させるためには非常に大切なことです。

患者さんは特にどうしても痛いか痛くないかのゼロか十や百の評価になりがちです。患者さんにどう変化を理解していただくかも治療の大切なエッセンスになりますので、是非色々な聞き出し方や指標の見つけ方を身に付けていただきたいと思います。

実技も少しづつ手際が良くなってきてますね。 次回は、7月14日で~す!

応用1月(3回目)

東京基礎Ⅰ日曜日③

DSC005446月22日日曜日に第3回東京基礎Ⅰ講習会が行われました。

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講習内容は脈調整。
積聚治療での脈の位置付けと目的、脈の診かたと治療穴について学びました。
実技では治療手順の流れに沿って、脈拍数の計測~脈調整までを2人一組で互いに治療し合いました。

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脈については本当に難しいですね。私も課題が山ほどあり、永遠かと・・・。
ですが脈も体の反応の一部、これも一つの指標と捉えながらやりますから、これが全てではありません。
脈調整でも体が変化していくことを目的とし、調整後の変化が解るようになれば一歩前進です。ですので、脈調整前後の脈・指標をちゃんと比較できるように、手を作っていくのが鍵かと思います。
それを繰り返していくと共に『平脈』にしていく力もついてくるはずです。
また積聚では、体を診るときは指尖ではなく、基本的に指腹で診ます。これは臨床経験上、指尖より指腹の方が感度が良いということがわかってきた為です。ですので、積聚治療の脈調整の時も指腹で診れるようになりましょう!

今回は横山先生がポイントをはっきりと提示してくれたので、それを念頭に地道に頑張ってくださいq(^-^q)

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余った時間で委中練習。5分以内に入りました!素晴らしい!

次回は7月6日日曜日13:00~です。よろしくお願いいたします!

応用1コース日曜クラス

応用コース日曜クラスも始まって3回目になります。

この応用1コースでは、なぜ精気が虚したのかという原因を追求していくコースです。

前回に引き続き、初診カルテを使いながら、この人の精気の虚の原因は何かを探っていきます!

既往歴と社会歴を照らしあわながら問診し、精気の虚が何によって生じたのか、時系列を考えながら問診をする際のポイントを学びます。

ポイント1 「新規と習慣」

患者さんが何か新しいことを始めてから症状が出たとか、毎日身体にいいからこれを食べてますというのが原因のことが多いです。

講義の中では、会長やD先生の症例の具体例を上げながら学びます。

ポイント2 「精気の虚の原因を治療の指標となるように質問する」

問診で確認することは、発症状況・時間的経過・部位・性状・程度と頻度・日常生活や社会生活への影響などなど・・たくさんあります。

それらの質問をする時に、治療の指標となるよう質問できるか、出来ないかで治療の効果も変わってきます。

例えば、痛みの性質をみてみても、患者さんは10ある痛みが0にならないと、まだ痛いと言うでしょう。でも治療前はズキッと痛いと言っていたのが、治療後はズーンと痛いと言ったら、それは身体に変化があったと考えられます。こちらも身体の変化を確認し、患者さんにもそれを伝えると患者さんも身体の変化を実感出来ます。痛いか痛くないかではなく、こちらも患者さんも変化が分かるように問診することはとても大切です。

どんなに治療で精気の虚を補っても、精気の虚を起こした原因にアプローチしなければ治らないし、また繰り返してしまいます。

そのためにも、精気の虚を起こした原因を探り、そこにアプローチするためにも問診って大事なんです!!

次回は6月29日になります。

【ご案内】第10回夏期学生セミナーを開催いたします。

毎年ご好評いただいております「夏期学生セミナー」を、2014年8月16日(土)・17日(日)に ティアラこうとう(江東区公会堂)におきまして開催することになりました。
定員になり次第、締め切り致しますので、お早めにお申込み下さい。
詳細は積聚会HP http://shakuju.com/kakisemi/ をご覧ください

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積聚治療(鍼灸治療法)について、
知っておきたい基礎知識から、即実践に応用できる技術まで、臨床に役立てて
いただける構成となっております。
ご興味のある方、さらに深く理解しておきたいという方はぜひご出席いただければと存じます。

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★内容 :鍼が体に引き起こす変化について~基礎から実践まで~
★日時 :8月16日(土曜日)・17日(日曜日)10:00~16:30
★場所 :ティアラこうとう(江東公会堂)
★受講費 :15,000円
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お手数ではございますが、お申込みのご連絡を、積聚会事務局までご連絡電話またはご連絡メールの上、【7月31日(木)20時】までにいただければ幸いです。—————————————————————-

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※ご連絡メールのお申込みの場合は、以下のとおりご連絡ください。
★第10回夏期学生セミナー に
○申し込みます
★ご住所
★御自宅電話または携帯電話番号
★在学中鍼灸学校名(学年)
★お名前(ふりがな)
★メールアドレス(PC又は携帯電話・タブレット)

★懇親会参加(有無)
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ご不明な点等ございましたら、事務局・小幡まで、ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
積聚会事務局 TEL・FAX:03-6659-9098
office@shakuju.com

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基礎1コース土曜クラス第2回(6月14日)

2014年6月14日に基礎1コース土曜クラスの第2回目が行われました

第2回目の内容は「腹部接触鍼」。

指標は膝の内側(大腿骨内側上顆、曲泉、膝関、陰陵泉)、腹部をチェック。

鍼を行うだけではなく、タオルで患者の汗を拭うだけでも指標に変化がみられることなどを確認してもらいながら、一手一手を丁寧に行うことを心掛けてもらいました。

同じことを何度も繰り返しますので、練習で体を提供する側もかなり負担がかかります。体調管理に十分気をつけて下さい。

次回は6月28日です。

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■積聚会通信No.75発行■

2014年度積聚会会員の皆様へ

遅くなりましたが積聚会通信No.75 5月号を発行しました。
積聚会HPの会員ページからご覧いただけます。

http://shakuju.com/member/

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■■●●2014.6.15(日)【小林詔司会長:無料講演】開催■▼▲■

13:00~17:00 グローバルテクノ中野会議室

テーマ:鍼灸治療の核心とは何か -易の太極思想に立つ  積聚治療の真髄と実技ー

■照会先:東京都はりきゅう・あん摩マッサージ師会
     TEL:03-3252-8811
     http://www.tokyo89am.or.jp/

たくさんのご参加をお待ちしています。(会員以外の方、鍼灸学生の方、鍼灸に興味のある方、どなたでもお気軽にご参加できます。)