基礎Ⅱコース土曜クラス第1回

2014年5月24日に基礎Ⅱコース土曜クラス(講師 原オサム、会場 積聚会事務局)の第1回目が行われました。

講義は太極・陰陽観、精気の虚についてなど。実技は胸椎、腰椎の脊際、失眠、女膝の取穴を行いました。

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臨床実技・藤原クラス開講!

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今年度から新設された臨床実技コースの藤原クラスが始まりました。
積聚会の講習会のコースが増えたので土曜日のクラスはいくつか重なっています。そのため、このクラスは神楽坂太山堂鍼灸接骨院をお借りして開講することになりました。

初回の講義は、なんと房中術から始まり(笑)、意識の概念や站とう功についての話をされました。
実技は站とう功と基本刺入。站とう功のポイントは集中しすぎないことと動かないことを意識することらしいですよ。
基本刺入は、ただ漫然と刺入する練習するのではなく、感覚を磨くための刺入を意識してみましょうとのことでした。

是非皆さん、練習してきて下さいね〜

2014年度 東京基礎Ⅰ日曜コース:第1回開催報告

今回の講習では、『入門講座』:積聚治療の基礎理論となる「気の思想」と「精気の虚」についてでした。

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皆さんは、おおよそ西洋的な教育を受けていて、西洋的な見方が当たり前になっていると思いますが、「気」っていうのは東洋的なものの見方の核となります。この治療は、そういった東洋的な見方で人を見ていくことになります。
この考え方が、よく理解できていないと積聚治療ができないといっても過言ではありません。
このことをしっかり理解できるのは経験的にでないとなかなか難しいと思いますが…( ;∀;)

実技講習はSJ銀鍼を使って委中穴に刺入をすることを通して、鍼の持ち方と積聚治療における基本的な「鍼の仕方」を練習しました。
鍼を使える技術を高めていくと、この治療では患者さんのあらゆる状態が1本の鍼で察知することができることになります。
たった1本の鍼で刺激をしただけで人間の身体がどれだけ変化していくのかがわかってくると思います(‘ω’)ノ

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初心者・鍼灸学生の若い参加者が多い講習会でしたが、全体的に参加者のモチベーションは高く、熱心に受講する姿が見られました。

次回は、6月8日(日)13:00〜16:00です。どうぞよろしくお願いします

「手合せ会」改め「治療練習会」開催のお知らせ

以前より3の倍数月に開催していた「手合せ会」の名称が変わります。

積聚会 治療練習会

・日程:6月1日(日)
・場所:太子堂鍼灸院
・時間:午後1時~5時
・参加費:1000円
・対象:積聚会会員有資格者で臨床で積聚治療を行っている方
・定員:18名
・申し込み:積聚会事務局 03-6659-9098 (締切:5月30日)

手合せというと、どうしても武道のお手並み拝見的な、敷居の高いイメージが先行するいう意見をいただきました。本来は会員の方が、普段の臨床の疑問などを気軽に話したり確かめたりする場を設けたいという趣旨で始まりましたので、より参加しやすい名称ということで「治療練習会」
という名称になりました。
内容に関しては大きな変更はありませんが、日程が合えば講習会講師の先生も参加予定です。
講習会以外ではなかなか話す機会もありませんので、ご活用ください。

参加お持ちしています!

春期北海道セミナー 5月3(土)~4日(日) 札幌

積聚会のブログを書くのも1年ぶりとなります(笑)。あっ、昨年度さぼっていたわけではないですよ。
さて、2014年度から積聚会の各講習会が新しくなったことはご存じのことと思います。なんで新しくしたのかですが、治療の進化が止まらない積聚治療ですが、我々講師陣も経験を積み、そして後進が育ったいく中、改めて自分達の成長過程を客観視した時、教育方法の見直しが重要となったわけです。
積聚治療と言えば、腹診をして背部兪穴で治療するわけですが、複雑な患者さんの病態に対応する為に、そして自分の技量の問題を含めると、毎度毎度シンプルに治療が行われるわけではありません。会長の治療があれだけシンプルなのは、これまでの経験があってのことです。そうです、補助治療のの重要性です。会長がこれまでに報告してきた補助治療を、会員がどれだけ知っているかというと、まー、みんな知らないですよね。図書に恵まれた私は、会長がこれまでに掲載してきた本、雑誌などを調べ上げて治療に使っていましたが、皆さんが同じようにできるかというと難しいようです。
そんな中、多くの積聚治療家が陥るのは、補助治療を使用せず(※)背部兪穴のライン選択と治療法式に頼ってしまうことです。積聚治療の手順では、背部2行線を使用した後に、四肢の要穴、募穴治療と進んでいきますが、自分の技量がどのくらいになったらこの手順ではなく、背部1行線、脊際、督脈などを使用すればよいかわかりますか。これは感覚とか経験ではなく、知識と技術の状態で決まっているのですが、その辺を理解していない人が多いようです。高い山に憧れる気持ちはわかるのですが、経験不足と知識不足、そして技術不足では遭難してしまいます。
2014年現在の積聚治療では、接触鍼、脈調整、背部2行線以外の施術は全て補助治療の位置付けになります。
そんなことで、2014年度からはざっくり言うと次のように講習会が組まれています。
基礎1クラス 基本治療(積聚治療の手順)

積聚会のブログを書くのも1年ぶりとなります(笑)。あっ、昨年度さぼっていたわけではないですよ。

さて、2014年度から積聚会の各講習会が新しくなったことはご存じのことと思います。なんで新しくしたのかですが、治療の進化が止まらない積聚治療ですが、我々講師陣も経験を積み、そして後進が育ったいく中、改めて自分達の成長過程を客観視した時、教育方法の見直しが重要となったわけです。

積聚治療と言えば、腹診をして背部兪穴で治療するわけですが、複雑な患者さんの病態に対応する為に、そして自分の技量の問題を含めると、毎度毎度シンプルに治療が行われるわけではありません。会長の治療があれだけシンプルなのは、これまでの経験があってのことです。そうです、補助治療の重要性です。会長がこれまでに報告してきた補助治療を、会員がどれだけ知っているかというと、まー、みんな知らないですよね。図書に恵まれた私は、会長がこれまでに掲載してきた本、雑誌などを調べ上げて治療に使っていましたが、皆さんが同じようにできるかというと難しいようです。

そんな中、多くの積聚治療家が陥るのは、補助治療()を使用せず背部兪穴のライン選択と治療法式を手段としてしまうことです。積聚治療の手順では、背部2行線を使用した後に、四肢の要穴、募穴治療と進んでいきますが、自分の技量がどのくらいになったらこの手順ではなく、背部1行線、脊際、督脈などを使用すればよいかわかりますか。これは感覚とか経験ではなく、知識と技術の状態で決まっているのですが、その辺を理解していない人が多いようです。高い山に憧れる気持ちはわかるのですが、経験不足と知識不足、で先急いでも遭難してしまいます。

2014年現在の積聚治療では、接触鍼、脈調整、背部2行線以外の施術は全て補助治療の位置付けになります。

そんなことで、2014年度からはざっくり言うと次のように講習会が組まれています。

基礎1コース 基本治療(積聚治療の手順)

基礎2コース 補助治療(背部以外)

応用1コース 病症と治療法式とライン(補助治療)の選択

応用2コース 補助治療上級

どのコースも10回。基礎1~応用2まで順番に受講していくと、がんばれば(がんばればですよ。ただ参加するだけじゃ無理です)4年で開業できちゃうレベルになれます。

ってことで、本題の北海道セミナーですが、以上のような新しい講習会の内容になり、これまで無料説明会と称しておこなってきた春のイベントのスタイルを少し考えていこうということになりました。とくに北海道は基礎1クラスしか開講しませんので、その後に勉強したくても皆が東京に来れるわけではないので。そこで、基礎2~応用1に該当するような内容も含みながら、基礎の技術力を上げ、積聚治療に興味のある方も体験できる盛りだくさんな内容の講習会を春に行うということで、東京、北海道の実施したわけです。北海道で基礎1クラスのような講習会が実施できないのであれば、短期セミナーの数を増やすということのほうが実際的ですしね。

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そんなこんなで、20名の定員のところ18名の申し込みがあり、なかなかの盛り上がりを見せたと思っております。受講生の皆さんは情報に飢えているような、何でも吸収するスポンジのような感じで、大変意欲的な印象を受けました。講師としても大変やりがいがありましたよ。東京からの参加も数名あり、重實した北海道春期セミナーだったと思います。

小林会長講演 2014年6月15日(日)

tokyo東京都はり・きゅう・あん摩・マッサージ師会主催
平成26年度施術者講習会
「日本伝統鍼灸の真髄を学ぶ!」の第1回で
積聚会 小林会長の講演が行われます。

日時:2014年6月15日(日) 13:00~17:00
会場:グローバルテクノ中野会議室 6F会議室
講演テーマ:鍼灸治療の核心とは何か ─ 易の太極思想に立つ積聚治療の真髄と実技 ─

お問合せ・詳細は
東京都はり・きゅう・あん摩・マッサージ師会
Tel.03-3252-8811
http://www.tokyo89am.or.jp/

関東鍼灸専門学校とNESAとの友好交流会

5月1日、関東鍼灸専門学校でNESA(New England School of Acupuncture)と関東鍼灸専門学校との友好交流会が行われました。

アメリカ側からは、Susan学長、Japanease AcupunctureのDiane学部長を含め、総勢21名が参加しました。

まずは、3年生昼間部の実技授業に参加しました。日本人・アメリカ人入り混じっての実技授業は楽しそうに映りました。けっこう英語が話せる生徒が多くてビックリしました。

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実技授業の後に、1階の付属治療室の見学をさせていただきました。

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治療室見学の後に、4階ホールにて友好交流会が行われました。

NESA側、関東鍼灸専門学校側の双方から友好を記念して楯が送られ、小林会長も「仲人」役としてセレモニーに駆けつけていただけました。

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日米双方からのプレゼントの交換がされ、関東の学生さんたちは「さくら」「ふるさと」の合唱を、Aprilがタップダンスを披露してくれました。最後に集合写真を撮って、無事終了しました。

関東鍼灸専門学校の教職員・関係者の皆様の準備に感謝です。

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関東鍼灸専門学校を後にして、駅の近くでリクエストのあった「しゃぶしゃぶ」懇親会を行いました。

懇親会には、義明校長も参加していただき、大いに盛り上がりました。

ボストンで活躍する経験者・学生たち【来日研修in狛江】

私たち積聚会のアメリカ(ボストン)においての積聚治療の指導・交流の歴史は10年以上になり,これまで多くのボストン地域をはじめとするアメリカの鍼灸治療家ならびに鍼灸学生の臨床実践指導をしてきました。

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現在では、積聚会の考え方の鍼灸治療を知っているセミナー受講者あるいは来日受講経験者が既に臨床実践においてアメリカで多く活躍をしています。

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今回は2014年4月29日(火祝)、太子堂鍼灸院に於いて『東京セミナー』と題して日本の講師陣との交流を含めた来日研修会を実施しました。

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研修後は,口々に積聚治療への御礼とこのセミナー中に得た知識と技術を基に、これからの抱負を語ってくれます。

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あらためて,アメリカセミナー・来日研修(東京セミナー)を含むこれまでの活動すべてが,アメリカの鍼灸界に様々な影響を与えてきたことを感じます。

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月刊WiLL 2014年6月号発売

will201406月刊WiLL2014年6月号が発売されました。

小林会長連載の「100歳まで元気にコバヤシ鍼灸院」

今号は第30回「生活の中に養生あり(その四)」です。

積聚治療春期セミナーin北海道(札幌)受講生募集

今年から、新年度の説明会を春期セミナーとして開催することとなりました。

はじめて受講される方も経験者の方も、年会費登録なしで、ご自由にご参加でき、積聚治療の基本治療を中心に学べて臨床スキルアップできる内容となっています。

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会場:札幌エルプラザ

2014年 5月 3日(祝土)~4日(日) 10:00 ~ 16;30 

※鍼灸学校新2年生の学生さんから鍼灸師さんを対象とさせていただきます。

お問い合わせ・お申込みは、積聚会事務局までお気軽にご連絡ください。

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