投稿が遅くなってしまいましたが、6月15日(土)東京・錦糸町にある積聚会事務局(もも鍼灸院)で第2回目基礎2クラスがおこなわれました。講師は横山季之先生です。
陰陽による人体の見方は、上下、深浅、内外、経脈の走行によるものの大きく4つに分けられると説明がありました。その中で今回は、上下による陰陽についての講義がありました。
実技は陰(下)の病症において、もっとも重要な指標である腸骨稜の触り方を習い、その腸骨稜に長鍼(特殊鍼)を刺しました。長鍼を腸骨稜に使う場合も毫鍼と同じように身体の変化をよみながら押入法で刺入していきました。
不思議なもので毫鍼ではあまり起こせなかった指標が驚くほどの変化を長鍼でなら起こせることがよくあります。これは長鍼の質量が毫鍼よりも大きいため、基本治療における精気の補い不足を補ったために起こるものであります。
なお、いろいろな鍼を使うことが結果的に、積聚治療初学者のSJ銀鍼の技量を高めていくと思います。
次回は6/29(土)です。