2009年度北海道セミナーを終えて

今年も盛況の内に北海道セミナーを終了することが出来ました。

熱心に鍼灸を追及されている皆さんと、充実した時間を共有できましたこと、

講師一同心より御礼申し上げます。

 

今年で5回目を向かえ、今回は札幌に会場を移しての初セミナーでしたが、

道内の様々な鍼灸学校の学生さんや、東北地方や関東!!の学生さん、

またすでに開業されている鍼灸師の皆さんに参加して頂きました。

そして今年は女性の方の参加が多く、

とても華やかなパワーを感じるセミナーでした。

 

たいへん熱心に学んでいる受講生の皆様に対し、講師陣も熱が入り、

文字通り熱い会場になりました。いい汗かきました。

 

気の概念の奥深さ、銀鍼の扱いの難しさ、接触鍼で人の体が変化する驚き、

脈診の学び方、腹診の仕方、背部の兪穴の取り方、

四肢のツボや募穴の使い方など、さまざまなことを学んで頂きました。

初めての参加者には学ぶことが多くて大変だったことでしょう。

ぜひ日々実践し、しっかりと身につけて頂きたいと思います。

 

3分の1は再受講生でしたが、

質疑応答の時間では、妊婦や乳幼児の治療の仕方や、

臨床現場での具体的な問題という高度な内容のやり取りになりました。

これもセミナー参加者の実力が上がってきた証拠だと思います。

ほんとうに喜ばしいことです。

 

今後もぜひ積聚治療を私達と共に研究し、

人々の福祉に役立てばと切に願っています。

 

またお会いしましょう。お疲れ様でした。