12月9日(日)積聚会事務局にて、第9回目応用Ⅰコースが行われました。
講義内容は陽虚病症についてと補助治療の一つである胸骨治療の説明でした。
陽虚は他の病症(陰虚・陰実・陽実)に比べ、より活動力が低下=自力でエネルギーを作り出す力がかなり低下していることを示します。何だかんだと活動できている私たちにとっては身近で体感することはあまりない状況かもしれません。分かりやすい状況でいうと大病や産後・手術後等があります。イメージの一つとしては、酷い睡眠不足が続いたときに何だか体が温かくない・冷たいまでいかないけど温くない。その上寝ても回復できない等、エネルギー(熱量)が出ない・作り出せない状態です。
講習会では、このような時にどういった方針でどんな手段で治療を進めていくかを学びました。
実技では胸骨治療をしました。胸骨は背部兪穴の区分と同じ様にして治療を行うことができます。敏感な場所なだけに触診には注意が必要ですが、うつ伏せになれない患者にも応用が利くので、ここの触診もしっかりできるようになると治療の幅も広がります。
次回の講習会は最終回です。今日です(笑)更新遅くなってごめんなさい。よろしくお願いいいたします! 横井ひかり