2016年度 応用Ⅰ日曜クラス 第1回報告

応用Ⅰ日曜クラスの助手の田坂里織です。
これから毎回、応用Ⅰ日曜クラスの様子を報告をさせて頂きます。

応用Ⅱクラスのブログにも書いてありましたが、この応用Ⅰクラスでは、生命力低下の理由を探っていく為の理論と、その理論に従った高度な補助治療の使用法を学んでいきます。
病の原因はただ一つ、生命力低下(精気の虚)ですが、応用Ⅰクラスでは、なぜ生命力が低下したのか理由を追求していきます。
生命力低下の理由を探っていくためには、問診が重要になります。患者さんの習慣(毎日行っている、毎日食べているなど)新規(新たに始めたこと)に注目しながら問診をしていくことが大切です。この問診のトレーニングは特に後半で行っていきます。

また、生命力低下の『理由』と共に、生命力低下の『程度』も探っていくことが重要となります。
今回は、初診カルテの項目の中の一つ、小便・大便の項目についての説明がありました。小便・大便の問診(量や色、臭いや回数など)で、この患者さんの生命力の低下はどれくらいか?というのを探っていくわけです。
このように問診で、生命力低下の理由と程度の両方を探っていき、指標の変化でも、この生命力低下の程度を読み取っていきます。

次回も初診カルテの項目を一つ一つ解説していく予定です。始めは座学の内容が多いですが、もちろん補助治療の実技もこれから入ってきますのでお楽しみに。
高橋先生もおっしゃっていましたがこの応用Ⅰクラスの内容は、『10巻』『赤本』『続』だけでなく、『一口メモ』の内容も多く入ってきますので、受講生のみなさんは次回までに熟読してください。