9月30日(土) 2023年度基礎2土曜コースの7回目が行われました。
今回は「陽の病症の運動器疾患の補助治療」を中心に講義がありました。
陽の病症の治療方法として具体的に指標の使い分けをしながら主訴にみあった補助治療を選択していく方法について学んでいきました。臨床ではこれを念頭に施術を進め治療の見立てをしていきます。
実技では、病症に対して行う補助治療の中で、井穴に着目しました。
主に上半身の病症には手の井穴、下半身の病症には足の井穴に反応が出やすいです。
ここでは要穴として扱われている井穴だけでなく、全ての指の爪甲根部の反応を診ていきます。
井穴の反応としては痛みの種類(鋭痛、鈍痛)、色などを診ます。
他と比べて特異的な反応の箇所を探し出し、そこへ補助治療として透熱灸または刺絡をしていきます。
次回は10/7です。
基礎2も残り僅かとなりました。
講習会で習ったことを実践し、少しずつ臨床家の手を作っていきましょう。