基礎2土曜クラス聴講助手の桂田です。
9月5日(土)に行われた第5回講習の報告です。
今回はまず始まる前に項部の補助治療の映像が上映されました。
積聚治療をやっていると、この補助治療の存在はチラホラ聞くことがあると思います。
実際の講義は応用2コースとなりますが、具体的に知ることができるとモチベーションが上がりますよね。
受講生の皆さんも食い入るように映像を見ていました。
講義はいよいよ下肢の問題のラストです。
「腸骨稜」「仙腸関節」「腰椎」が紹介されました。
時間が経過すると身体の連動によって、下肢の問題の影響を受ける点ということで重要な指標です。
基本治療でどうしても残るならば治療点としても使います。
実際に、今回の実技で使ったので効果は実感できたのではないでしょうか?
また陰面陽面や左右の境い目が大事ということで「曲骨」「鳩杞」「井穴・指間穴」も話題に上りました。
境い目だからこそ両方に影響が行くツボです。
「曲骨」は実技で前回お灸をやってみましたね。
「井穴」も今後取り上げるそうなので楽しみにしていて下さい。
実技は長鍼と太鍼でした。
前述の「腸骨稜」などに刺鍼です。
鍼管を使わない刺入なので皆さん苦労しているようでした。
また、鍼の影響力の大きさにビックリしている方も数名。
原先生も仰っていた通り、経験があるということがポイントです。
今回の刺した&受けた経験を補助治療に是非とも活かしてみてください!