１２回お疲れ様でした。
基礎Ⅰクラスは積聚治療の技術部分をほとんど紹介しています。あくまで紹介です。これからは、習った技術を臨床でどんどん使っていってください。さて、基礎Ⅰが終わると勘違いをする人がけっこういます。
一つは、他に紹介してくれない技術があるのではと思うこと。特別な道具や実技があるなら、太子堂のワゴンにあるはずだし、ほもし他の技術のおかげで治療効果が増しているのなら、人前で実技を公開できません。
もう一つは、すでに自分が技術を身に付けたと思っている人。治療手順を覚えたことと、身に付けたことは違います。接触鍼で指標が変化しない、背部兪穴を督脉を使ったのに積が取れない。それはあたなの接触鍼で指標が変化しないのであり、あなたの背部兪穴治療で積が取れないのです。
患者の状態をなげくより、治療方法に疑問をもつより、まずは自分の技量を疑うこと。
鍼灸師になって１２年。まだまだ鍼灸師としては未熟です。でも、一つだけ自信をもって言えることがあります。この治療法を信じて続けていれば間違いありません。正直私も疑ってきました（笑）。会長は何か不思議な力で治療しているのではないかとも思いました（笑）。でも、積聚治療を続けてきた師匠がいてくれたこそ、信じて続けてこれましたし、会長をはじめ会の先輩方から指導していただいたおかげです。
そろそろ恩返しができそうかなーと思ったりします。
今年で３０周年を迎えた積聚会。正直地味だったかなーとも、静かだったかなーとも思います（笑）。
積聚治療、来年、大爆発するかも（笑）
