基礎Ⅰ土曜お疲れ様でした。D先生がブログを書いてくださったので安心してしまい、アップするのが遅くなってしまいました。ごめんなさい。最終回の12回目は、円鍼の説明、デモと、ペアになってお互いに治療を行いました。
12回の講習いかがだったでしょうか?あっという間だったような、けっこう長かったような12回。この12回で学んだ積聚治療の基本治療と補助治療、この基本さえわかればどんどん臨床の場を持って、困ったときはテキストや赤本を見直し、そしてD先生に相談メールを送りつつ、どんどん治療をしていってくださいね。
積聚治療はシンプルなのに奥が深いです。最終回の今回、ある受講生の方がお休みだったので、ペアとして私も受講生の方と組ませて頂きました。左臀部から大腿後側へ痛みが出ていたIさんに治療をさせて頂いたのですが、他の指標はゆるんでいくにもかかわらず、主訴の部分だけはゆるまずに治療を終わってしまったところ、Iさんは痛みがかえって強くなって立てなくなってしまいました。Iさんにはもう一度ベッドに寝てもらい、D先生をよんだところ、テイ鍼の接触鍼と脈調整だけで、「少しずつタガが外れるように(Iさんの言葉)」Iさんの痛みが取れていきました。あまりにびっくりしてIさんと二人顔を見合わせ、「すごい」と言い続けてしまいました。
積聚治療で使うのは同じ道具、同じ手順です。練習と臨床を重ねて精進して少しずつD先生や先生方に近づきたいですね。受講生の皆さんと同じように、私もとってもとっても勉強になりました。いたらぬ助手でしたが、12回ほんとうにありがとうございました。
講義のあとは三軒茶屋駅前の「蔵の桜」で打ち上げを行いました。写真撮るの、気づくのが遅くて何人かの方が帰られたあとになってしまいました。もっと早く撮っておけばよかったです。