鍼灸師になってから、まだ日が浅くても、患者さんを治療するのであれば、治療者としてそれなりの対応をする必要があります。
治療者の態度いかんによっては、患者さんを不安にして、それこそ治癒を遅らせることになりかねません。
不安とまでいかなくても、不快にさせることも避けたいものです。治療の本筋から離れたところで、不快にさせてしまっていては、治療力以前の話しです。
治療中にする何気ない動作にも、気をつけていくことが大事になってきます。
先生方の洗練された治療動作は、一つに、余計な動作が削ぎ落とされていることにあります。
無駄な動き多くては、上手な鍼に見えないばかりか、患者さんの治る意欲を失わせかねません。
治療中の自分の姿を、もう一度点検してみると、いいかも知れません。
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