基礎Ⅰ土曜の三回目の講習会が行われました。今回は、脈調整と腹診についての講義でした。
脈調整は、孔最あたりの指標を見て、患側、健側を決め、健側の太淵もしくは大稜に鍼をしていきます。患側にある痛みや硬さの指標の変化を見ながら鍼をしていきましょう(指標の変化を見ながら鍼をしていくのは接触鍼も、そしてこの後の治療でも共通していくことです)。一本、一穴の鍼で指標が変わり、脈が変わることを受講生の皆さん、体験されたのではないでしょうか。
腹部接触鍼と脈調整で腹部の聚を取り、残った腹部の異常が積となります。今回は腹部の領域まで、でしたが、次回詳しく腹診の積の見方に入っていきます。
少し時間があきますが、接触鍼や脈調整、指標の取り方、そして委中の刺入練習をしてきてくださいね。