北海道基礎1 (第12回)

平年より21日遅い初雪のなか北海道基礎1は最終回をむかえました。

テイ鍼にて基本治療を一通り行ったのち、補助治療では長鍼を使用してみました。テイ鍼は今回初めて使ってもらいましたが、毫鍼と同じように扱うことはできたでしょうか。テイ鍼は皮膚が敏感だったり、精気の虚が強い患者さんに治療をする場合に使用する機会が多くなってくると思います。そのような方を治療するときに備えて、今から練習をしておきましょう。テイ鍼の操作のポイントは強く皮膚に押し付けないことです。表層に気を動かす操作になりますが、その表層の変化は深部まで及んでいます。そのようなことも頭に入れながら治療をしていきましょう。

長鍼の操作は前後の揉撚をよく行いましょう。また切皮痛がでないようにより押手に注意が必要ですし、刺手が安定するような手の形の工夫も作り上げていくようにしてみましょう。

今年度の北海道基礎1はこれで終了です。また各種講習会などでみなさんにお会いできることを楽しみにしております。
みなさん、お疲れさまでした!

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