基礎集中・臨床研修講座

さて、これまで気という言葉を使って、すべてを表すということを学んできました。これは現象として表に現れたものを、表現していることだけにすぎません。では、この現象を引き起こしているもの自体を言葉にするとしたら、どんな言葉が最適でしょうか。それは、意識、や思考、という言葉になるでしょう。すべての現象は、この意識や思考から発していると言うことができるのです。例えば、接触鍼のところで話したように、面を意識すれば面になり、線を意識すれば線になると言うことです。経絡を意識すれば、現象としての経絡が現れますし、ツボを意識すればツボが現れるのです。古典の本でも現代の本でも思いのままの現象を、自ら発信することができると言うことを意味しています。ですから、その人にはその現象が現れているので、他の人がそれを批判することが誤りであることがわかります。

ここから先が積聚治療の真髄になるのですが、この場(ブログ上)で話すことは、危険を伴うので止めておきます。詳しくは顔の直接見える場でお話しすることにして、ごくさわりだけ話しておけば、指標にどんな意味を持たせるかは、その人の意識や思考次第であると言うことです。

元を意識すれば根元であるし、筋肉を意識すれば筋肉だということです。一つのことに絞って見れれば、より鮮明に違いがわかるものなのです。問題を複雑にしているのは、他ならぬ自分自身であることに気が付かないといけません。

今日の基礎集中講座より