北海道春期セミナー

3月22日(日)に北海道メディカル・スポーツ専門学校において、北海道春期セミナーが行われました。
テーマは「積聚治療の講義と実技 ─ 積聚治療の脈診 ─ 」、講師は藤原典往先生と鈴木美由紀先生です。

まず最初は刺鍼の話。
気の集まりである身体に効かせる刺鍼には、感覚と意識が必要ということでした。
そのための「押手は皮膚を開く、刺手は芯をとらえる」という技術の説明があったあと、刺入練習を行いました。

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今回のテーマである脈診は、陰脈・陽脈の虚実の説明から。
それぞれの脈の段階一つずつの解説がありました。
脈の診方ではペアをローテーションして色々な人を相手に脈診です。
そのローテーションの中には先生方もおり(!)、一人一人に対して構えや力の入れ方の細かい指導をしてもらいました。
また、先生が評価した脈を実際に診てみるという、他ではなかなかできない練習もありました。
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そして脈調整の説明があり、いよいよお互いに治療です。
脈調整前後の脈を先生に確認してもらうことで、脈調整が十分かを確かめてもらいながら治療を進めました。
もちろん他の点でも気になったらどんどん質問している人が多いようでした。
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最後に質疑応答です。
ここでも積極的でいくつも質問が飛び出しました。
「続けていくことが大事」という先生からの締めの言葉で終了です。

先生曰く、無料説明会とセミナーがセットも、1日で行うセミナーも初めてで不慣れということでした。
そう感じさせず盛りあがったのは北海道・東北・関東から集まった受講生の熱意があったからこそだと思います。
その熱意と今回習ったことを活かして、先生からのお言葉通り続けられるように頑張りましょう!