11月19日、ほぼ一ヶ月ぶりの講習会です。
その間、WFASがあったりで忙しかった人も多かったのでは‥‥。
久しぶりでしたが、テキストの「その他の補助治療」が終了。次回から「基本的な補助治療」へと入ります。
「両方の補助治療は重なるものもあるが、根拠が違う。やっとこれが説明できるところまできたよー。これをわかってもらうために前回までがあったんだよね」by原先生。
経験則から導き出されたものと、どうしてそこが効果的なのかを陰陽観で再構築したものということです。次回以降の講義を参考に、経験上そこが効くようだと考えて使うのと、実は補助治療穴は様々な接点なのだと考えて使うのでは何か違いがあるのかしら? と試して見て下さい。基本は常に精気の虚です。
原先生は講義の中で、「応用1」へのヒントを散りばめているというか、架け橋をかけてくれています。何事も初めて聞くより2度、3度と聞いたことがあるほうが頭に残りやすいですものね。
実技は曲骨と極泉の透熱灸でした。人によっては毛がワサワサしているところです。どのような方法でもよいと思いますが、うまく毛の処理をして狙った場所に灸を出来るように工夫をしましょう。
さり気なく脈の観方も指導してくれていました。あまり患者の頭に近い立ち位置で屈みこんでしまうと観にくいことがよくわかりました。
野平有希