基礎2 土曜クラス 第8回 (上半身の内科疾患)

こんにちは。基礎2土曜コース助手の小林です。
先日、8回目の基礎2土曜コース(小幡先生クラス)が行われました。

前回、陽の病症の中の「運動器疾患」を中心に学びましたが、
今回は、陽の病症の中の「内科疾患など(運動器疾患以外)」について講義がありました。

陽の病症のツボは、以下のものがあります。
① 失眠
② 命門
③ 曲骨
④ 鳩杞
⑤ 極泉
⑥ 後下関
⑦ 百会
⑧ 華蓋
⑨ 中庭
これらのツボのうち、今回は、百会・曲骨・後下関の取穴の確認、刺鍼と施灸を行いました。

百会や曲骨には体毛(頭髪も含む)があることが多いので、施灸をする場合には、
体毛(頭髪も含む)の処理もスムーズに行わなければいけません。

体毛がある部位に施灸する場合は、通常よりも少し艾炷を細長くしてあげると施灸がスムーズに行えます。

顎関節周囲の取穴は少し難しいかもしれませんが、
分かりにくい時には、頬骨弓を辿って探していくと、後下関は取穴がしやすいです。

9〜10月は講習会が続きますが、消化不良を起こさない様、
しっかりと復習をして次回の講習会に参加して、学びの多い時間にして下さい。