今日の積聚治療研修所
手元において、どこに出ていっても、気圧されないような鍼灸師に、仕上げておきたい。
あれも、これも、と過保護過ぎるのかも知れません。
まだ、こんなこともできないのか、
と、愕然としてみたり、
もっと積聚治療を叩き込まないと、と思いななおしたり。
でも、 ふと、突然に、その日は、やって来ます。
毎週、研修生の治療を受けます。
今日は、治療されていて、以前私の治療院に勉強に来ていた人に、治療をされているような錯覚に、
上手くなったなあ、と思うと、間もなく研修修了がみえてくる頃なのです。
教えていると、二つのタイプが見えてきます。
一つは、教えたことをそのまま受け入れるタイプ。
もう一つは、教えたことを自分の言葉に変えて、理解しようとするタイプ。
前者は、身体で覚えるタイプ、後者は、頭で覚えるタイプ。
技術は、身体で覚えるもんだ、が私の持論です。
なぜなら、
頭で覚えたことは、すぐに忘れるけれど、
身体で覚えたことは、
一生ものだから、
それに、その方が、
出来るようになるまでが、
どうやら、早いのです。