こんにちは。基礎Ⅱ日曜クラス助手の小林です。
前回から少し間が空いてしまいましたが、先日、2回目の基礎Ⅱ日曜クラスが行われました。
前回の1回目では、積聚治療の概要と補助治療の位置付けについて学びましたが、
今回から、いよいよ補助治療の内容について講義が始まりました。
積聚治療では、大きく4つの病症(応用Ⅰクラスで学びます)に分けて治療していきますが、
まずは陰陽で人の身体をみることに慣れていないと難しい為、
基礎Ⅱクラスでは、人の身体を大きく2つ(陰と陽)でみることをしていきます。
今回は、身体の「上下の陰陽」に着目した時の「陰の病症」に絞って、指標を確認しました。
陰の病症で、確認しなくてはいけない指標として、
腹 部:恥骨(曲骨あたり)
腰背部:椎間(広いところ)、脊際(棘突起頂上際)
殿 部:秩辺、仙椎、仙腸関節
下 肢:委中、委陽、大腿骨内側上顆、陰陵泉、膝関、曲泉、崑崙、太渓
などがありました。
この中には、指標としてだけでなく、治療点としても使うことが出来るものもあります。
実技では、これらの指標の位置や触り方を確認していきました。
確認しなくてはいけない指標の数が多い為、
今回は、指標の確認だけで終わってしまいましたが、
次回からは、これらの指標を確認しながら、補助治療を考えていきます。
初回の講習会で、
「補助治療や触る指標が増えることで、今までの治療時間に更に時間が長くなってしまうと、
患者さんの負担になってしまう。補助治療も含めて今までと同じ時間で終えられるように。」と、お話がありました。
次回の講習会では、更にここに補助治療が加わりますから、
時間を掛けずにスムーズに指標が確認できるように、復習しておきましょう。
基礎Ⅱ日曜クラス 助手 小林