11月9日に基礎2コース日曜クラスの第10回目、最終回が開催されました。
今回は初診カルテ、先天と後天(過去の外傷)についてです。

まず問診とは生命力について問うことで、特に習慣と新規を確認します。
次に先天と後天についてですが、先天とは元々そなわっている気の性質で、
後天とはその気が、その環境でどういう性質や働きを見せるかです。
生まれてすぐの発症、家族全員おなじ症状→先天因が強い
大人になって発症、自分だけの症状→後天因が強い
また先天因は場合によっては2~3代にさかのぼって確認するとのことでした。
後天因で大切なのは過去の外傷です。
外傷の影響は直接外傷を受けた部位、振動の波及、精神的なショックなどがあります。
外傷の種類によって処置の仕方が変わってくるので、色々と試してみてください。
今回で今年度の基礎2コース日曜クラスは終わりですが、応用1コースでさらに詳しく問診について学ばれることをおすすめします。
講習会終了後の懇親会では桂田先生の鍼灸へのこだわりの話も聞けて、勉強になったと思います。
また来年の2月8日積聚治療冬季セミナーがあります。受講生同士の実技を通じて、基本治療など基礎コースの内容の復習します。基本治療の復習はなかなか機会がありませんし、他の基礎コースの講師の先生方にも学べるチャンスなので、基礎2コース日曜クラスの方々、2025年度基礎コースを受講した方はぜひご参加ください。会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
助手 酒巻
