易経入門講座(三)

三回目の易経入門講座、今回は筮竹を手に本筮法を学びました。F先生の説明のあと、じゃらじゃらじゃらとみんなで筮竹を混ぜ合わせる姿は壮観でした。

復習ですが、精神を集中したのち、50本の筮竹のうち1本を筮筒に入れ(太極)、残りの49本を右(陰)の地策、左(陽)の天策と二つに分けます。そして地策から一本ぬき(人策)、左薬指、小指間にはさみます。天策から四払い(春夏秋冬)し、残ったものを中指、薬指間にはさみ、そして同様に地策を四払いし、残ったものを中指、示指の間にはさみ、それら全部を足したものを小刻に置きます。これが第一変。同様に、天策、地策の四払いをし、第二変、第三変を出し、それら小刻に置かれている数を確かめ、初爻の老陽、老陰、少陰、少陽を出していきます。卦を出すにはこれを六回繰り返すことになります。太極、陰陽、天人地、そして春夏秋冬、一つ一つに意味があり、そこは宇宙そのもの、ですね。

本筮法で三占が次回までの宿題でしたね。なでしこ優勝を占い、見事的中させた方はいらっしゃったかしらー。

CA3A1192

CA3A1186