東京の天気は快晴となり、初夏を感じさせる暖かい1日となりました。
今年も、18名という多くの受講生で賑わいました。
●第1回目(5/12)は、積聚治療の基礎理論となる「気の思想」と「精気の虚」についてでした。
私たちは一般的に西洋的な教育を受けていて、西洋的な診方が当たり前になっているということがいえると思いますが、「気」っていうのは東洋的なも のの診方の核となります。この治療は、そういった東洋的な診方で人を診ていくこととなります。この考え方がわからないと積聚治療はできないといっても過言 ではありません。このことをしっかり理解するのは経験的にでないとなかなか難しいと思います。いろんなことを想定して人を見ていくかたちになるわけですか ら…。
●さて、実技はSJ銀鍼を使って委中穴に刺入をすることを通して、鍼の持ち方と積聚治療における基本的な「鍼の仕方」を練習しました。
鍼を使える技術を高めていくと、この治療では患者さんのあらゆる状態が1本の鍼で察知することができることになります。
たった1本の鍼で刺激をしただけで人間の身体がどれだけ変化していくのかがわかってきます。
是非、試してみてください。何か感じるかも知れません。
■今日の講習会では、ここだけはおさえていてほしいというところをだけ言いました。このようなことを頭に入れたうえで患者さんの身体を診ることを始めてみてはいかがでしょうか。
♪次回は、5月26日(日)13:00~です。宜しくお願いいたします。(東京基礎Ⅰ担当:横山季之)