基礎集中、臨床研修講座

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今日、5月8日、臨床研修講座の修業試験が、行われました。

試験は、積聚会会長による口頭試問と、会長に直接、積聚治療をする実技試験を、小林会長、臨床研修講師2名の計3人で判定する、二本立てになっています。

当然、今までの人生で、経験したことのないような、極度の緊張状態を味わうことになるのですが、実を言えば、ここで初めて、本当の自分が出る、とも言えるのです。これは、きっとこういうことなんだろう。と言うような曖昧な理論解釈や、きっとこの辺りだろう的な曖昧な取穴をしていて、なんとなく講習会をやり過ごしていた、自分自身の姿が、浮き彫りになります。

ただ、これは、開業してから気付いたのでは、遅すぎます。下手をすれば、開業後、何年も経ってから、ようやく気が付くことも、決して稀な話ではないのです。むしろ気が付いただけラッキーだったとさえ言えるのです。以前にも言いましたが、自分の真の姿を見ることなしに、進歩していくことは、あり得ないのです。講習会での振る舞いを見ていれば、その人の能力は、明らかです。指導者がいるにも関わらず、指摘を受けようとしない人が、実は多いのです。参加費を払っているのに。

何度も何度も、繰り返してこの話をしてきました。何故なら、これまで見てきて、上手くいっている人は、例外なく、こうした自分を知ることに、抵抗のない人達だからなのです。プロ野球のスカウトも、将棋の名人も、皆同じことを言います。最近、私は確信しています。人の真の力を表すのは、この、素直力、であると。どんなに優れた頭脳があろうが、どんなに多くの知識があろうが、この、素直力、を持たない人が、人の社会で、成長し、成功することは、ない、のではなかろうか。そう思うのです。だからこそ、自分の姿を知る体験は、貴重なのです。

成長するチャンスが与えられているのですから、積極的に利用することが大切です。ただ、人生というものは、実に旨くしたもので、自分を知りたくないと、逃げ回っていても、誰もが必ず一度は、そうした状況に、なるものなのです。得てして、逃げていた時間が、長ければ長いほど、強烈な体験と共に、自分の真の姿を知ることになるものです。治療をする なら、未病のうちがいい。軽くて済むからです。全身に回ってしまってからでは、時間がかかって、容易ではありません。

そうした場に、身を置いて努力を続けた結果が、今日のお免状につながっているのです。

誰もが出来ないことをしたと、誇りを持って自分の治療院に飾ってください。 今日は、おめでとうございました。