花田学園特別講義

昨日(七月六日)、渋谷の花田学園で小林会長の講義がありました。これは、卒業生を対象に色んな臨床家の先生が講義をされるという贅沢なシリーズの一環です。今年は35名ほどの卒業生の方が参加されていました。講義では特に、気、陰陽、太極などの概念を中心に積聚治療の概要を紹介、その後、実際の治療を見て頂くという濃い二時間半でした。鍼一本で、直接患部に治療しなくても、患者さんの精気の虚に働きかけることによって、身体全体(もちろん患部も、おなかの積や脈、志室、他の指標も全部)が変わっていくということを感じて頂けたかと思います。東洋的発想から生まれた積聚治療に少しでも興味を持っていただけたらいいなあと思います。

花田学園