東京梅雨明けか?の2013年7月6日(土)、基礎1土曜コースの第5回目を行いました。
今回は「腹証をたて背部の取穴をする」です。
まず積(しゃく)を確認する復習を行いましたが、皆さんなかなか正確に取れるようになっていました。
そして腹証にしたがって背部の二行線を取穴をしてもらいました。
ポイントは金の領域の陥凹、火、木、土の領域の肋骨角に触れる感覚、水の領域の志室、をうまくつかむことでしょうか。
講習会も5回目ともなると、お腹に接触鍼をして脈を診て、などなどやることがだんだん増えてきて忙しい感じになってきますが、一つ一つ丁寧に正確にやっていくことが大切です。
積をとることだけではなくすべての指標についても言えることですが、周囲とは違う感じ、他とは違う感じというのを的確に捉えることが重要です。そしてさらにそれが鍼をすることによって、どう変化したかを捉えるということを覚えていってもらいます。
次回は前半最後となる第6回、いよいよ背部に鍼をしていきます。背部に鍼をして積がどう変わっていくか、他の指標がどう変わっていくかを診ていきます。楽しみですね。
今回は時間が超過してしまい遠くから見えてる方にはご迷惑をおかけしました。森講師も喋り過ぎたと反省していました。
次回は7月20日です。