仙台でのセミナーは、東北の勢いと熱気そのものの会になりました。昨年と比べても仙台の街も行き交う人も皆、明るく自信に満ちた力を感じずにはいられません。私は、この治療は皆さんに合っている。何故なら、例え歩みはゆっくりとしていても、何物にも左右されず確実に前へ進む、そんな人でしか、この治療を自らのものとすることが出来ないからです。そうしたことが出来るのは東北人のような人だと思います。そう語りかけました。参加していた若者達は、東北を積聚治療の本場にすると懇親会の場で息巻いていました。多少のアルコールは御愛敬です。そうした言葉が実に頼もしい、そしていとおしい。生徒の熱が講師を熱するのか、又、講師の熱か、いずれにしてもこの人達になんとしても伝えなければ、そう思わせてくれる仙台での時間でした。仙台のみならず東北各地、関東、新潟と集まってくれた講習生の皆が、やがて日本の鍼灸を背負う人達になるのだと思います。彼らにはそれをするに余りあるパワーがあります。かえって私が大いにエネルギーをいただく結果になりま
した。何か力を必要としているのなら東北に行くことをお勧めします。
通り過ぎた楽天パレードを見る鈴木先生。
セミナー会場からはこのくらいの見えかたでした。明るくて気持ちのいい会場。