今日の講座から
鍼先をひとつも撚らないで、刺手は上下圧のみで、鍼を押し入れていくことに、この練習の意味があるのです。
鍼を撚れば、鍼先が少しでも回れば、いとも簡単に刺入できます。数秒もかからないでしょう。
押手で穴を開き、鍼をしている間常に意識して、指先を緩めないこと、
そうして鍼を刺入しようとするその行為そのものが、
気力を練ることになるのです。
まるで手足を縛られ自由を制限されたような、限られた状態で、結果を出そうと努力するから、
真の、道具に頼らない、手の仕事の力がつくのです。
まだまだいけます。あきらめが早すぎます。
もう一度やり直し。