基礎2 東京土曜クラス 第1回

 こんにちは。基礎2コース東京土曜クラス助手の片山です。
5月19日に第1回講習会が錦糸町にある積聚会事務局で行われました。基礎2コース東京土曜クラスは講師横山季之先生のもと10回にわたり開催されます。
今年度は受講生4名と少人数ではありますが、その分たくさん質問し、たくさん吸収して、内容の濃い10回の講習にしていただければと思います。
 では、第1回講習会の様子をお届けさせていただきます。
基礎2コースは積聚会講習会の2段階目です。
基礎1コースを修了された受講生が次のステップへと受講されます。
積聚治療は全ての人に行う手順である『基本治療』と基本治療では足りない部分を補う『補助治療』で成り立っています。基礎2コースでは『補助治療』を中心に学んでいきます。
 今回は初回という事で基礎1コースで学んだ内容の確認をしながら講義・実技が行われました。
積聚治療を学べる書物・テキストとして現在、「東洋医学講座第十巻 経絡積聚治療編」、「改定積聚治療テキスト」、「積聚治療 気を動かし冷えをとる(赤本)」、「続・積聚治療 精気を補う」、「気と治療」があります。
講義では積聚治療の根幹となる要諦や精気、精気の虚について、それぞれの書においてどの様に記載されているのかの説明ありました。それぞれの本、同じことを説明しているのですが、言葉遣い、言い回しが違っています。全ての本をしっかり読んでいくと理解がさらに深まりますね。
実技では、復習を兼ねて基本治療と四肢の要穴を使った補助治療をやっていきました。基本治療の手順、カルテの書き方はすらすらとできるようになると良いですね。
 次回は6月2日(土)です。長鍼を行う予定とのことでした。鍼灸学校では長鍼を習わない学校もあるようで、いざという時に使えるようしっかりとマスターしていきたいですね。
基礎2 東京土曜クラス 片山玲美