北海道基礎1コース第4回報告 2018年7月22日

本州の方では連日30度を超える猛暑が続き大変な毎日を過ごされていると思います。お体ご自愛ください。

北海道もいよいよ夏本番、本州ほどではありませんが暑くなってきました。
そんな7月22日日曜日、北海道基礎1コース第4回が開催されました。

第4回は、腹診と背部兪穴についてです。

座学では、腹診のための五臓名称での腹部の区分、腹診の触れ方、積の種類・程度の分類・序列のつけ方、腹症の種類等について学びました。
特に、腹部の区分については、実際の人体の腹直筋に合わせて区分するポイントを学びました。

実技では、鈴木先生がモデルの身体に実際の腹部の区分を書いた後、受講生がそれを実際に触って、圧のかけ方や触れ方を先生からアドバイスを受けつつ確認した後、受講生同士がペアになって、前回までの復習から腹診までを行いました。

みなさん腹部の区分を書くまでは比較的スムーズにいくものの、実際に触れて積を確認していくのは難しいようでした。特に、手の当て方、圧のかけ方やかける方向については苦労されていました。
何回も触れることで積の種類や位置もわかるし、触診も効率的にできるようになるので、焦らず着実に頑張っていきましょう。

今回は最後に、次回の予習として、伏臥位での指標とその触り方、背部の区分、背部兪穴の取り方を行いましたが、次回はいよいよ背部兪穴治療です。今まで習ったことをスムーズにできるよう復習して、頑張っていきましょう。(佐藤隆史)