基礎1コース 東京土曜クラス 第5回

基礎1コース東京土曜クラス助手の桂田です。
7月14日に行われた第5回目の講習の様子をお届けします。

今回の内容は背部兪穴。
積聚治療の要諦に「腹証に基づいて背部兪穴に治療するのを基本治療とする」とあるように、積聚治療の大きな特徴の1つです。

前回の講習で、腹診で積を探し腹証を決めることを学びました。
今回はその情報を使い、背部への治療で使う兪穴を取穴していきます。
そのためには兪穴名による5領域という横のラインと、膀胱経2行線という縦のラインを決めなければなりません。
骨格を目安にこれらのラインを決めることが、今回の実技の中心となりました。

講習会の実技では時間をかけて境界を探し線を引いていきました。
実際の臨床では取穴にあまり時間をかけていられません。
すぐには難しいとは思いますが、スムーズな取穴を目標に練習してみてください。
そして次回はいよいよ基本治療を最初から最後まで通しでやってみます。
そちらも復習もお忘れなく!