北海道基礎2コース第3回報告 2019年6月30日

6月30日(日)、いよいよ夏らしくなってきた北海道恵庭市で、北海道基礎2コースの第3回が行われました。

今回は、「下半身の病症と補助治療」というテーマで、特に陰の病症の運動器疾患に対する補助治療を学びました。

座学では、前回の復習として、補助治療の用い方、陰の病症の運動器疾患での指標(特に腸骨稜)等を確認した後、基本治療後の腸骨稜の指標が残った場合の特殊鍼法として長鍼・太鍼の使い方、腸骨稜の指標がなくなった場合、基本治療で変化が見られた場合等について学びました。

実技では、基本治療に引き続き、長鍼・太鍼を使用した補助治療を行いました。

今回は鈴木先生から、基本治療40分、補助治療10分という課題が出されました。

基本治療を行いながら指標の変化をみて、どの補助治療に移るか判断もしなければならないので、治療における無駄な動きや時間を極力省かなくてはなりません。また、長鍼や太鍼であっても、刺入できるはずがないと思って鍼を当てたら入る鍼も入らなくなってしまいます。

なかなか難しいことが多くなってきますが、復習をしっかりとして、出された課題をクリアできるように頑張っていきましょう。

(佐藤隆史)