2023年度 基礎2コース 土曜日クラス 第3回

7月1日(土) 2023年度基礎2土曜コースの3回目が行われました。

第3回目である今回は、人体を陰陽で診ていくことをベースに治療理論を深め、実際の治療で患者の指標をただ追うだけではなく、陰陽病症を把握しながら治療を進めることについて。

前回(第2回目)学んだ上下による人体の診方による陰の病症を踏まえ、運動器疾患の補助治療です。補助治療は特殊鍼法について学び、また臀部(腸骨稜)の指標を診てどのような処置を施していくか等を学びました。

実技では基本治療の後に補助治療として臀部へ「太鍼」を行いました。

1寸3分33番の鍼を患者の呼吸に合わせて一気に切皮していきます。
質量が多いため身体に与える影響力が大きく、鍼のひびきも強いようでした。指の力が無いと中々刺入することができませんが、色々な種類の鍼を使用することで刺入力が養われていくと思います。

実際に基本治療の技量を上げていくには、治療時間を決めて治療することが大切です。そうすることで、自分が補える精気の量と患者の精気の虚の量を比較する技量と、補助治療が必要かどうかを即座に判断する技量がついて、基本治療の技量が上がっていきます。

次回は7/15です。

まだまだ色々な補助治療を紹介し、使えるよう1つ1つ学んでいきます。