基礎2コース 第4回

基礎2コース日曜クラス第4回が行われました。
この基礎2コースでは、基本治療のみでは生命力の低下が補えきれなかった場合の手段、補助治療を学んでいきます。
今回は、生命力の低下が著しい場合の背部治療の方法を3つ紹介しました。
①背部治療の順番を逆(第4方式)にする。
②2行線4穴の後に督脈4穴を使用する。
③督脈4穴に知熱灸を使用する。
これら①~③を選択していく場合に確認していく重要な指標が
項部・胸鎖乳突筋・烏口突起・肩甲骨外縁・臀部・三陰交・足底などです。今回は、これらの重要指標な指標を丁寧に確認していきました。また、背部治療の順番を逆にし、督脈を使用してのお互いの治療も行いました。

写真:督脈の取穴チェック

もちろん、今回も基本治療の精度を上げるため、脈診や腹診のチェックも忘れません。

写真:先生の脈診のチェックを受けて・・

写真:先生のチェックを受けてから、再度、自分で確認する。これは上達するにはとても大事なことです。

同じ治療穴を使用しても順番を変えることで効果が変わるのは興味深いですね。前回の治療後も症状が変化していない、治療中にも指標の変化がないなどの場合には、督脈の治療も頭に入れて治療してみましょう!