2024年度 基礎集中コース (第13回)

 今回は、「陰の病症の内科疾患」についての講義を行いました。

 便宜上、運動器疾患とか内科疾患と分けて講義していますが、どちらにしても病の原因は、生命力の低下(精気の虚)と考えます。その程度が浅い(変化しやすい)か深い(変化しにくい)かで陰中の陽、陰中の陰と分けて、出やすい指標や使いやすい補助治療を使い分けているということです。

 実技は補助治療として「失眠」「鳩杞」の透熱灸。時間がなく特殊鍼法の灸頭鍼は次回にさせていただきました。

 次回は、1週空いて、10/21(月)です。

 習った補助治療をそのままにせず、是非日々の臨床で、その病症に当てはまる患者さんの治療に生かしてみてください。