昼は猛暑日、夜は熱帯夜と体にこたえる日々が続き、豪雨や突風などの激しい気象現象も多く見られるようになっていますが、前期最後の大事な6回目の講習会開催日の天気は、東京の気温が21℃曇り日となりました。非常に勉強しやすい気象条件でした。今回も14名全員の参加です。ありがとうございます。
今回は、
1.背部の区分・取穴の復習と背部兪穴治療
今までやってきた治療手順で、脈速・指標→腹部接触鍼→脈診・脈調整→腹診・腹証の決定→背部兪穴治療(膀胱経二行線)→腹積の再度確認という流れを意義・目的を理解し実技実習しました。初めての方、何回かやったことのある方、それぞれ最後まであきらめずに目標に向かって、講習時間をかなりオーバーしてしまいましたが、最終的には全員そろって基本治療修了となりました。
2.カルテの記入方法
積聚会のカルテは英語・数字表記、省略記号表記が多く、慣れるまでは大変ですが慣れてしまうとこのほうが簡単で、臨床に非常に役立ちます。よく使う穴・指標の表記を、-マイナス評価(虚)、+プラス評価(実,痛みの程度 他)、R-LU9(太淵)、BL52(志室)、8L1+3/0……次回まで(8月中)には、覚えてしまいましょう。
◎次回9/9(日)【第7回】から基本治療からの補助治療を加えることをしていきます。
補助治療の効果をだすためにも、今までの基本治療もしっかり練習しておいてください。