2013年5月25日に基礎1土曜コースの第2回目が行われました。
今回は腹部接触鍼と脈診。
実習の大きな楽しみの一つに「自身が行った行為が患者に与える影響を実感できること」。つまり「鍼をして患者の体の変化を実感する」ということがあると思います。
さて、治療の手順に入っていくと「体の変化を診ながら鍼をする」ということを繰り返し行っていきます。
今回、治療の手順の第1段階、「腹部接触鍼」では膝の内側の圧痛を確認しながら腹部接触鍼を行いました。
みなさん腹部接触鍼を繰り返しながら膝の内側の圧痛が軽くなっていくのを実感できていたようです。
ここは驚いたり喜んだりしてくれるところだと思っていましたが、皆さん冷静、「うん、変わってきました」っていう感じでちょっと寂しい……。
続いて脈診では、まず手の形、ポジション、体の姿勢、圧力のかけ方などに注意しながら練習を行いました。
森講師恒例のローテーション練習で、相手を変えながらぐるっと脈を診る練習を行うと、1周回って帰ってくるころには、手の形がかなりしっかりとしてきていました。
一人をじっくり診るというのも大切ですが、いろんな人を次々に診るというのも効果的だということが分かります。
次回は6月1日です。頑張りましょう!