基礎1コース北海道クラス 第3回

KIMG06852016年6月26日(日)、北海道基礎Ⅰクラスの第3回が行われました。

北海道は朝から雨でしたが、講習が始まるころには雨も止みました

さて、今回は脈診と脈調整の理論と実技という内容でした。

前回は、接触鍼で最表層の気を動かしました。今回は、接触鍼で動いたあとの気の状態をみて、脈の調整を行いました。

積聚治療は、六部定位脈診を行います。

左右の孔最辺りの指標を確認しながら脈を調整します。

脈診は、指の使い方がポイントになります。

指節関節を曲げないで、示指、中指、薬指の3本が1枚の板のようになるようにします。

そして、指先ではみないように、指腹全体が脈に当たるすること。

すべての脈が触れなくなるまで指を沈め、指を上げるのではなく、指の力を少しずつ抜くのがポイントでした。

孔最あたりの触り方のコツは、親指全体で左右均等に圧をかけていくことです。

腕橈骨筋内縁をうまくとれるよう、練習していきましょう。

KIMG0688鈴木美由紀先生のデモをみてから、実際に脈診の指の当て方、孔最あたりの位置の確認などして、受講生同士でペアを組み、実際に実技を行いました。

みなさん指の使い方が難しいようでした。

脈を診る時に力が入りすぎていたり、自分の立ち位置がずれたり、脈調整の鍼の当て方の角度がずれたり、圧がうまくかけられなかったりしますので練習してきましょう。

次回は、7月3日(日)です。いよいよ、腹診と背部兪穴に入っていきますお楽しみに。(瀧田園子)