だんだん大所帯になってきました。
臨床研修講座の風景です。
実際に治療しながら、治療のカン、タイミングを学んでいきます。
治療をするということは、鍼や灸をする事だけをいうのでは、ありません。
人と人の関わり、人と自然の関わりと言ってもいいでしょうか。
人間というもっとも身近な自然と向き合う行為すべてが、鍼灸治療ということなのです。
自然と向かい合った時、人は、言うまでもなく 無力です。自然を思うがままに操るなど、不可能なことは、考えないで、
よーく、 よーく、観察して、自然の動きに乗るのです。
自然を利用する。
流れに竿さす人が、うまく流れに乗ることなど、ありえません。
流れを止める鍼をしていたのでは、身体が変わることなど永遠にありません。
それでは、シャクフィーの法則、
治せる治療家は、動くところを見る。
治せない治療家は、動かないところを見る。