12月17日、講習会もとうとう最終回となりました。
講義は、補助治療の井穴、榮穴、兪穴と指間穴。
もうずっとずっと言い続けてきました、「陰陽」「境目」。
補助治療は、それこそあらゆる部位を使っていい、これはダメという場所はないのですが、どういう意図でそこを選んだか、を理解していることが大事です。
そうでないと、症状に振り回されて局所にただ施術してしまった、ということになりかねません。あれ? 積聚治療は?? 基本治療の意味は? ということになって自分が何をやってるか混乱してしまいますよ(経験者は語る)。
井・榮・兪穴の取穴のコツは骨を意識する(コツだけにとか掛けてませんから)ことでしたね。図説と骨格模型を使っての解説でした。
実技は、井穴の刺絡。
原先生の実技解説中、皆さん超真剣。
筋線維に平行に針先が入るようにというのが注意点です。刺絡をする前には、酒精綿・大きい綿花・刺絡直後に針を置けるように鍼皿、など必要なものを移動しなくても手が届くところに置いてから「いざ」ですよ。
最終回ということで、集合写真も撮ってみました。
そしてお約束の懇親会兼忘年会。
確認したところ、受講生の皆さんは毎回、一度も欠かさずに講習会後は飲んでいたとか。
充実した講習会でよかったですよねー。
写真提供/大上佳子さん 文責/野平有希