11月18日(日)応用1コース・東京日曜クラスの第9回が行われました。
本日の内容は、胸骨治療と指間穴についてでした。
積聚治療では、背部兪穴の治療で膀胱経の2行線を使って治療をしていきますが、腹臥位・側臥位になるのも困難な患者さんの場合、腹証に従って、背部と同じような方式で胸骨を治療することができます。それが胸骨治療です。胸骨を背部と同じように、上から金・火・木・土・水と5区分し、腹証に従って治療方式を定めて治療を行っていきます。
写真1:胸骨治療を行っている様子
次は指間穴です。指間穴は手の甲と平、足の甲と底の境界とすれば、身体の前後面の陰陽の接点と理解することができます。また、症状と同側だけでなく、身体の左右反対側の症状に影響を及ぼす効果も大きいです。ここは主に、透熱灸をしていきます。但し、ここのお灸は本当に熱いです!
写真2:指間穴のお灸の大きさを確認中。けっこうな大きさに、みなさんの表情が固まってます・・・
次回12月9日(日)は、いよいよ最終回になります!
助手:田坂