６月３日（土）に基礎１コース土曜クラスの第２回目が行われました。
前日から当日の午前中まで台風の影響で大変だった方もいましたが、今回も全員参加です。
今回の講習は接触鍼と指標についてです。
まず、前回練習した委中刺入からです。前回の講習から３週間の間隔でしたが、皆さんしっかり練習してきたようで、手の形や動きが変わっていました。
次に接触鍼です。範囲の上限は左右の季肋部下縁、下限は恥骨および左右の鼠径部、両端は左右の胆経とテキストには書かれていますが、実際は上から見える範囲、手の届く範囲と説明がありました。また、接触鍼前にお腹を確認すること、軽い接触ではなく圧迫すること、接触鍼の動いていく方向、鍼の接触時間、手の使い方など説明があり、実技デモもありました。
接触鍼は大きな方向性で上から下、奥から手前に行いますが、基礎1修了までに基本を踏まえたうえでランダムを目指しましょう。
次に指標についてです。今回は大腿骨内側上顆、曲泉、膝関、陰陵泉、足底です。
指標の取り方や使い方の説明がありました。こちらは基礎１終了までに毎回同じように圧せる、手の感触で圧痛がわかることが目標です。
最後にペアに分かれてもらい、指標を取り、腹部に接触鍼をしました。
接触鍼前後の指標の変化なども実感できたようで、びっくりしている方もいました。
次回は６月１７日（土）です。
前回の鍼、今回の接触鍼の練習を頑張りましょう！！
助手 酒巻