6月17日(土)2023年度基礎2土曜コースの2回目が行われました。
第2回目である今回は、陰陽による人体の診方についてです。
大きく4つに分けられます。上下、深浅、内外、経脈の走行によるもの。
これらは積聚治療で臨床を行っていく上で一番基本になることなので、常に頭の中に入れておいてほしいことです。また、物事を陰陽でみて行く習慣をつけることで、徐々にこれらの考え方のトレーニングをしてほしいと思います。
実技では、陰(下の方)の病症の時に診ていく指標の中でも腸骨稜、太渓、崑崙の指標の診方と補助治療として「長鍼」を行いました。使用した鍼は前田豊吉商店のもので[3寸10番鍼]。
刺鍼方法は鍼管を使わずに押入法で、鍼柄をすりおろしていきます。
毫鍼に比べると質量が大きいので切皮程度で十分変化することもあります。
難しかったと思いますが、しっかりと練習をして次の講習に挑んでもらえたらと思いま
す。
次回は7/1です。
まだまだ色々な補助治療を紹介し、使えるよう1つ1つ学んでいきます。